Amazon販売でFBAを使わない方は、
ご自身で発送を行う『自己発送』という発送方法があります。
- FBAで受領遅延が発生するのが我慢できない
- 取り扱う商品のFBA送料が高い
- 理不尽な返品や詐欺にあいたくない
このような理由で、
自己発送をするほうが有利に働くこともあります。
トレンドを中心に販売している方は、
ブームが去る前にとにかく早く売り切りたいので
「自己発送」を使っている方が多いです。
また、本やCD・DVDなど薄くてコンパクトな商品も送料が抑えられるので
「自己発送」に向いています。
Amazonは顧客第一主義ですので、
詐欺まがいの悪質な返品も受け付ける傾向があります。
僕も自己発送を使っている商材をいくつか持っています。
そこで今回は、
自己発送をする時の送料の設定方法や注意すべきポイントを紹介いたします。
Amazonで自己発送をする時の送料設定のやり方!
Amazonの自己発送とFBAの送料の違い
では、自己発送とFBAでどれだけ送料が変わってくるのかを見ていきます。
A
引用:Amazon出品サービス
上図はFBAを利用したときの配送代行手数料です。
配送代行手数料は商品のサイズと重量によって、送料が変わります。
ここで、赤枠で囲まれた部分を注目してください。
日本郵便のサービスのひとつであるクリックポストなら、
日本全国一律198円で利用できます。
FBAでコンパクトな商品を送る場合とだいぶ差がありますね。
このように3センチ以内の商品でしたら、
日本郵便のクリックポストを利用したほうが
送料がお得になって経費が節約できますよ。
しかもクリックポストは追跡可能ですので、
商品が届かない、行方がわからないトラブルなどの対策も万全です。
僕はこれまで、何百件もクリックポストを利用してきましたが、トラブルは一度もなかったです。
なので、安心して使えるサービスですよ。
Amazonの自己発送の送料設定方法
自己発送の送料は、あらかじめ自動で設定されております。
出品者自身で自由に変更が可能ですので、
販売する商品によって臨機応変に設定するようにしましょう。
はじめに、セラーセントラルの右上の設定の項目から配送設定を選択します。
すると、配送設定の画面に進みます。
一般設定
ここで、「一般設定」から
- 主な出荷元住所
- 出荷営業日と注文締め時間
- お急ぎ便関連
の設定が変更できます。
土日に出荷するかどうかや注文の締め切り時間も自由に変更できます。
自身の環境にあわせて設定しておきましょう。
マケプレプライムを使う場合は、プライムマークが付けられて商品が売れやすくなります。
一方で発送の条件がきびしくなります。
そのため、土日に出荷するのが難しい方はチェックを外しておきましょう。
配送パターン
配送パターンでは、配送設定から配送パターンを編集できます。
配送料設定の項目では、
- 個数・重量制
- 購入金額制
のどちらかを選べます。
一般のセラーは「個数・重量制」を選択しておけばよいでしょう。
消耗品や食品などをまとめて購入してもらい、
注文合計金額によって配送料を変更したい方は
「購入金額制」を選択する方法もあります。
続いて画面をスクロールしていくと、
地域ごとに「配送所有日数」と「送料」を変更できます。
一般のセラーは、「商品あたり」いくらにするかを決めるだけでよいでしょう。
「注文あたり」にしてしまうと、
複数買いされたときも設定した送料と変わりません。
そのため、注文された個数が多ければ
コチラがその分送料を負担しなければなりませんので、
利益が残らなくなる可能性があります。
※ここで注意点
送料を入力する項目が2か所ありますが、余分に配送料がかかってしまわないために
必ず片方だけ入力するようにしましょう。
また、沖縄と北海道は販売する商品によって送料を慎重に入力しましょう。
特に大型商品は、配送業者の送料をしっかり確認して利益が残るように
計算してから送料を決めましょう。
最後に、保存ボタンを押すのを忘れないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
自己発送の送料はあらかじめ設定されていますが、
自身が取り扱う商品によって変更したほうが利益が大きくなります。
3センチ以内におさまる商品を数多く扱っているセラーは、
クリックポストのサービスを利用したほうが送料がかなりお得になります。
また、沖縄や北海道などはどこの配送業者も送料が高いので
設定する際は利益が残るように計算しましょうね。
FBAを使っているプライムマーク商品に対抗するために、
本州は送料を0円にするなど、売れやすくするための戦略を立てるといいですよ。
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クリックポストのサイズ・重量
長さ:14センチ~34センチ
幅:9センチ~25センチ
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重量:1キロ以内