
こんにちは、リョウジです。
Amazonで販売するために仕入れた商品が、FBA納品で受領されるころには、
Amazonの在庫が復活してライバルも増えて値下げ合戦が始まっている。
という辛い経験はありませんか?
時間をかけて苦労して仕入れて、さらに梱包発送にかかる時間と労力を考えると、
結局薄利で思ったよりも儲からない・・・
そんな悩みを抱えている人はたくさんいます。
ライバルが減って価格が上昇するまで寝かす方法もありますが、資金力がなく資金繰りが厳しくなる前に早く売り抜きたい方がほとんどだと思います。
そこで今回は、Amazon本体が販売していても利益を出す方法を紹介したいと思います。
利益率を上げるために、値下がりするリスクが少なくなる売り方を考えていきましょうね。
1つの商品で売上を3倍にするための売り方!
時間をかけて利益が出そうな商品を見つけて、いざAmazonのカタログをチェックしてみると、
「Amazonが安値でカートを独占している」
というケースが原因で、売るための商品がなかなか見つからないという悩み相談を受けることが多いです。
たとえ価格差があって利益が取れる商品であっても、Amazon本体が自分のカート価格に合わせて値下げしてくることが多々あります。
この状態に陥った場合は自分の商品はカートが取れずに、いつまで経っても売れない悲しい結果になることがあります。
だからといってここで諦めてしまうのではなく、「セットで販売する」という売り方で工夫してみましょう。
実際に僕も今回紹介するセット販売を取り入れてから、売上が伸びて利益率も大幅に改善しました。
Amazon本体が参入していないセット商品で販売することで、独自の価格を設定することができるのです。
単体よりもセット販売のほうが利益を出しやすい理由
アマゾンで販売すると、販売手数料が障害となってしまい利益が残らない商品が数多くありますよね。
そんな普通の売り方では利益が出ない商品でも、「セット商品」で売ることにより稼げる商品に変身させることもできます。

上図の商品は、シャンプーのみで販売すると販売価格が1000円です。
仕入れ値=600円
売値=1000円
利益=-118円
仕入れ値を600円で計算すると、単品で売ると118円の赤字になってしまいます。
そこで、セット商品として出品できないかと派生させてみるとありました。

シャンプーとコンディショナーのセットで出品できるカタログを発見しました。
セット商品で利益計算をしてみると、
仕入れ値=1200円
売値=2480円
利益=592円
となります。
このように単品だと赤字商品になってしまいますが、「セット販売」をすることにより、見事に利益が取れるようになるという一例を挙げました。
セットで販売する方法は、単体だとAmazon本体が販売している商品がセット商品のカタログで販売すると、
Amazon本体が販売していない場合が多いです。
ですので、複数でセットで出品することができないかどうかを常に頭に入れて、リサーチをするように心がけましょう。
この考え方を知っておけば、単体だと赤字になる商品でもセット販売をすることで黒字に変えてしまう事もできます。
売上に大きく響いてきますので、ぜひ覚えておいてくださいね。

セット販売をする時の注意点
セット商品はリスト化してリピート商品を積み上げていけば安定して稼ぎ続けることができますが、Amazonで販売する上で注意点があります。
セット商品で売れ行きがよく商品は、食品やコスメ関係のジャンルが多くなりますので、
「消費期限を管理しなければならない」
というAmazonの納品ルールを遵守する必要があります。
AmazonのFBA納品を行う時は、『要期限管理商品FBA実践マニュアル』をよく読んで納品作業をしてくださいね。
わかりづらい箇所や不安な部分があれば、テクニカルサポートに問い合わせするようにして、
納品不備のないように心がけましょう。
ちなみに僕も不明な点が少しでもあれば、いつもテクニカルサポートに電話で聞いていました。
規約違反で、要期限管理商品の出品が停止になる場合もあります。
「これで大丈夫だろう!」
と安易な考えを避けて、確実に納品ルールを守りましょう。
まとめ
単品で販売すると、アマゾンがカートを独占していたり単価が低いので稼げる商品が少ないですが、セット商品として出品することにより、リピート販売に繋げることができます。
また、セット商品は単価を上げることができるので、手数料を引かれても利益が取れることが大きな魅力ですよね。
納品作業に少し手間が増えますが、ライバル増加による値崩れリスクが低いメリットを考えたら、販売する価値は十分あります。
安定した稼げる販売方法ですので、積極的にチャレンジして稼いでいきましょう!
パッケージの外から消費期限が確認できること
自分で商品ラベルを張り付けなければならない(ラベル貼り付けサービスを受けられない)
バーコードを全て隠さなければならない
複数の異なる消費期限でFBA納品してはいけない