せどり物販をやっていると、
「商品は売れているのに、なぜか手元のお金が増えていかない」
という納得できない状況に悩んでいませんか?
キャッシュフローが悪いまま改善されないと、
銀行残高よりクレジットカードの支払い額の方が上回ってしまい、
泣く泣く黒字倒産を招くことになりかねません。
そんな悲惨な状況になってしまわないように、
せどり・物販でキャッシュフローが悪くなる原因と改善方法を
しっかり勉強しておきましょう!
この記事を読んで分かること
記事の信頼性
≪僕の実績≫
この記事を書いている僕は物販歴6年です。
経済的・時間的自由を手に入れ、充実した毎日を過ごしています。
サラリーマンをしながらせどりをしていた頃のAmazonの売上です。
現在は複数のネットショップを運営してキャッシュポイントを増やしています。
■目次
せどり・物販でキャッシュフローが悪くなる原因と改善方法!5つのポイントを解説!
キャッシュフローをわかりやすく説明
キャッシュフローとは、かんたんに言えば
「お金の流れ」のことをいいます。
つまり、毎月出ていくお金よりも
入金される金額が多ければ、キャッシュフローが良くなり
経営状態は良好だと判断できます。
わかりやすくAmazon販売に置き換えると、
たとえば
- 7月分の仕入れ=10万
- 7月分の経費=2万
- 7月の入金額=20万
だとします。
手元に残るお金は、20万ー(10万+2万)=8万になります。
7月は黒字ですので、キャッシュフローは円滑に回っていると判断できます。
キャッシュフローが悪くなる原因
一方で、キャッシュフローが悪くなってしまう原因を
知っておくことで、ショップの運営悪化を防ぐことにつながります。
売上を伸ばすことに意識が集中している
せどり物販にありがちなのが、
とにかく商品を多く売って、売上を伸ばしたいという欲求が強すぎると
商品を仕入れすぎてしまいます。
その結果、不良在庫を抱えて
キャッシュフローがマイナスになってしまいます。
一気に売り上げを上げようとすると
周りが見えなくなるので、注意が必要です。
とくに、コンサルを受けた時など
コンサル代を取り戻そうと力が入りすぎてしまいます。
すると、無理に仕入れ量を増やしてしまい
経営が悪化する可能性が高くなりますので、
注意が必要です。
販売機会の損失
販売機会の損失とは、せっかく売れるチャンスがある商品の在庫を
持っているにもかかわらず
- 納品作業が遅い
- FBA倉庫に受領されるのが遅い
などが原因で売り損ねてしまうことです。
家に仕入れた商品が放置してありませんか?(^_^;)
売り抜くまでお金は入ってきませんよ。
利益計算が正確ではない
せどり・物販では、販売先の手数料や経費を正確に計算できないと
どんぶり勘定経営になってしまい、キャッシュフローがうまくいきません。
せどり物販では、意外に経費がかかるので
種類を勉強しておくことで節税にもなりますよ。
経費にできるモノについては、
詳しくはコチラの記事をどうぞ。
≪あわせて読みたい≫
せどり・物販でキャッシュフローを改善する5つのポイント
それでは、稼ぐために重要な
せどり・物販でキャッシュフローを改善する5つのポイントを紹介します。
商品を仕入れてから、いつまでに売るか期限を設ける
せどり物販では、仕入れに多額の資金を投じていますね。
なので、常に在庫額を適正にしておくことが絶対に必要です。
商品を仕入れてから、売るまでの期限を設けないと、
在庫が減っていかずに、黒字倒産してしまう危険性が高くなります。
ちなみに僕は、
- 『仕入れてから3カ月以内に80%の商品を売り切る』
というルールを決めています。
寝かすことで値上がりする可能性が高い商品以外は、
たとえ赤字になったとしても迷わず売ってしまいます。
いつまでに売るかは、
資金力によって変わってきます。
手元のお金が少ない方は、
- 『仕入れてから1カ月半以内に80%の商品を売り切る』
など売ってしまうサイクルを早くするようにしましょうね。
回転の早い商品をメインに売る
せどり物販をスタートしたばかりのころは、
大半の人が資金に余裕がありません。
なので、利益ばかりを追い求めないで
それ以上に資金をまわしていくことを意識しましょう。
仕入れた商品がどれぐらいの期間で売れるのか!
ツールなどを利用して正確な仕入れ判断ができるような
環境を整えることが大切です。
≪あわせて読みたい≫
クレジットカードを上手に使う
商品の仕入れは、現金はなるべく避けてクレジットカードを使いましょう。
支払いを先延ばしにできるので、キャッシュフローが改善します。
クレジットカード会社によって、
月末締め
15日締め
など締め日・支払日が異なります。
なので、
月の前半は月末締めのクレジットカードを使う
月の後半は15日締めのクレジットカードを使う
など締め日を頭に入れて使い分けると、
資金繰りがしやすくなりますよ。
≪あわせて読みたい≫
入金サイクルをできるだけ早くする
販売先によって、入金サイクルはさまざまです。
例えば、Amazonは2週間に一回の入金ですが
ヤフーショッピングなら2回、3回、6回、8回と設定できます。
月に1回に比べて手数料が発生しますが、
キャッシュフローを安定させるメリットがあります。
ヤフーショッピングは固定費がかからないので、
早めに審査を通して販路を増やしておくと
売上を拡大していくのに有利に働きます。
≪あわせて読みたい≫
稼いだお金はすぐに使ってしまわない
最初のうちは、経験が浅いので
- 「おもったより利益が取れない」
- 「予想より売れない」
といった商品が、どうしても出てきます。
ただでさえ儲けが少ないのに、
入金されたお金を使いすぎると、
今月の支払いは大丈夫なのか!
と不安になり、銀行残高とにらめっこしなければならない状況になります。
- 仕入れた商品に規制がかかってしまい、出品できなくなる
- アカウントが停止のリスク
こんな予期せぬ状況が起こっても耐えられるように
資金は必ず残しておきましょうね(^^♪
まとめ
せどり・物販は、商品がいつまでに売れるのかを予測して仕入れて、
見込み利益がどれぐらいになるのか、正確さが求められます。
自分は儲かっているとおもっていても、
実は黒字倒産の危機が迫っているということは、珍しくありません。
たとえ個人事業主であっても、
今回のテーマであるキャッシュフローを円滑に進めることは、
めちゃくちゃ大事ですので、しっかり勉強しておきましょうね(^^)/
≪あわせて読みたい≫
せどり・物販のキャッシュフローが把握できます